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　アメリカは何でも金の単位が大きいですな…。

＜日経平均展望＞

　先週はまさにジェットコースターの様相。リーマンに始まり、AIGに終わる展開。我々個人投資家は、「見てるだけ～」の展開ではなかっただろうか？
　先週末のアメリカ市場が大規模な投資家保護策を発表したことによりダウ平均は大幅高。週初の日本市場は１２，０００円を回復してスタートしそう。ただ、これで相場が落ち着くというのは早合点。祝日を挟むことや、９月決算の権利取りなどの国内要因もあり、オーバーナイトのポジションは慎重に行きたいところだ。

＜新興市場展望＞

　ジェットコースターの日経に比べれば意外と底堅かった印象のある新興市場。さすがに底打ちか？？という展開ではあった。ただ、今年は何度となく底打ちを思っては裏切られてきたこともあり、まだ慎重にならざるを得ない。
　日経は売りが売りを呼ぶ展開であるのに対し、新興市場は時価総額が低くなってしまって、空売りのできない銘柄が目立つ。空売りのできる銘柄も逆日歩銘柄が目立つことから、いい加減売れない状態になってきているのではなかろうか？？

＜IPO展望＞

　先週は２社が上場。FXプライムは予想通りの公募割れも、割れ幅は思ったほどでもなく、セカンダリーは堅調となった。データホライズンは実に２ヶ月ぶりに初値が公募価額を上回ったが、初値天井のナイアガラ。まあ、VCが多かったですからね…。
　IPOはやや回復の兆しが見られる。10月上場の２銘柄は申し込んでみても面白いのではないか？ただ、相場が荒れすぎてIPOしか手を出すものが無かっただけかもしれないが…。

　今週の日経平均予想レンジは12,000円～12,500円、今週末の終値は12,400円を予想します。（ただ、今週も好材料、悪材料には敏感に反応しそう。）

　投資は自己判断でお願いします。